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日々の雑記ノート

毒親

「毒になる親一生苦しむ子供」

ぎょっとする本のタイトルだな、と思い手に取った。

 

私は、昔から親兄弟との関係でうまくいってなかった。

自分の生き辛さがなんなのかまったくわからなかった。

自分の性格が悪い・頭が悪いと

言われ続けていて

そうだと思い込んで、自分も直そうと努力していた。

 

その頃、この本に出会った。

読んで、一言で言えば「カタルシス」。

 

自分の辛さはこれが原因だったのかもしれない。

長年苦しめられてきて、解決方法もわからない。

それが、これが原因ですよ、と本から教えられた。

 

原因がわかると、人間は不思議なもので

もう悩まなくなる。それより、どうすればいいのかということに

時間を割く。

 

最初は、親に対して恨みもあった。どうして他の親みたいに優しくしてくれないのだろう、他の親子関係はもっと親密だ、子供に関心がないのはどうしてだろう。。。

他の友達が羨ましかったりもした。

 

でも、もうそんなことはどうでもいいという気持ちになった。

親も人間なんだ。

だから同じことをそのまた親からされてきたんだ、と。

加害者はある意味被害者である、という風に考えるようになってから

私は、許す気になれた。

許すことは、距離を持つこと、という意味。

仲良くすることではないと思っている。

 

親の方は、未だに改まっていないが

それは仕方がないし、私は自分の人生を

同じ色で塗りつぶしたくはない。

 

でも、もしかしたらまだ本当の原因は解決していないのかもしれない。

未だに彼とのことが進まないのも、もしかしてこれが原因かもしれない。

 

正しい道なんてない。

試行錯誤しながら

それでも私と一緒に道を歩いていってくれる愛する人

見つけていくのだと思う。

 

その道に意味があるんだ、と思う。

 

 

 

最近思うこと

なんだかいつまでたっても解決しない問題があって

かれこれ

1年8ヶ月以上愛情はもつれてる。

 

途中何度か解決の糸口が見えたと思ったら

また闇の中にどぶーん

 

いつまでたっても同じことを繰り返し

 

こうすべき、こうあるべき

みたいな世にある恋愛指南法(?)は気にしてなかったけど

さすがにここまでくると、それに全くあてはまらない私の考えが

もうだめなのかもと弱気になる。

 

カップルの数だけ幸せの形はある。

だから私たちの幸せも私たちでつくっていければいい。

周りの言うことなんか聞いていられない。

 

にゃーりんと仲良くしたい。オープンに周りの人たちとも付き合いたい。

ただそれだけなのに、どうしてこじれてくるのかな。。

 

まあ、いろんな問題があるんだけど

なかなか。こうやって書いてみても

気持ちの整理とか、頭の中の整理とか

できていない。

 

理不尽なこと

今週の週報を読んで思ったこと。

 

大大大ファンの石井ゆかりさんの占い↓

weekly.hatenablog.com

 

なまはげから「理不尽」を解くなんて、素晴らしい。

 

「悪意」ってどんな善良な人の中にもある。

清廉潔白な人や、無垢な人っていないんじゃない?

と、個人的には思ってる。人には純粋もへったくれもないと。

 

どちらかというと、性悪説を信じてる私は

人間の欲を認めた上で精進して善に近くなろうとする

という考えがぴったりくる。

 

どんなに良い人でも、世の中の人全員に好かれているわけではない。

良い人でも、付き合う人によっては悪人になりうるし

悪人と言われる人でも、身近な人には善良であるかもしれない。

人間ってもっと奥深いと思っているのだ。

人の心は宇宙である。

誰にでも、ブラックホールのような闇があるし

太陽のように明るく、あるいは熱をもったりしている部分がある。

 

今週は、蟹座の火星がキモになっているようで

「理不尽」や「怒り」をどう自分の中で「おさめる」のか

なかなか難しい課題に、また向き合う。

これはもうずっと関わっているなと思う。

一難去ってまた一難。

自分ではとっくに片付いたと思っていたことが

今ここになってまたでてきて、いい加減にしようよ(泣)

という状態だ。

 

苺月、もう解決して次のステージに行きたいよ!!!

心の叫び。

 

 

 

二度目の鬱

私が最初に「鬱」な気分になったのは、30代後半の頃だった。

 

胃が痛くて、吐き気がして、仕事もやる気がでない。

不眠が続いて、精神的にも不安定なのが、自分でもわかるのだけど

どうしようもない。

 

転職したてで、こんなことではいけないと焦った。

幸い大きな会社だったので、メンタルヘルス室みたいなのがあったから

相談したら、すぐに産業医に診てもらうことになった。

 

私の場合、体にストレスの症状がでる心身症と診断されて

精神科ではなく、内科の先生に診てもらうことになったのだ。

人生初の胃カメラで、胃痛原因のピロリ菌が見つかったので、すぐ抗生物質を処方されて、2ヶ月ほどで完治した。

 

 

でも薬よりも、多分効いたのは、先生との会話。

 

女医さんだったので、女性特有の悩みにも寄り添ってくれたり

心を許せて何でも相談できる、心強いお姉さん的な存在だった。

 

すっかり良くなって、先生からも

鬱な気分になった時の気分の変え方とか、いろいろ教わって

自分でも自分の気分の扱いには細心の注意をしていた。

 

だけど、だけど、だけど

今は、その「鬱」が再び、現れてしまっている。

 

原因は、わかりすぎるほどわかってる。

好きな彼との喧嘩が未だに解決できないまま

時間だけ1年半以上も過ぎていること。

父が亡くなったこと。

失業してしまったこと。

すべてが、どんどん悪い方に流れて

自分ではどうしようもない感情の濁流に流されるまま。

 

ちょっと自分に対して、大丈夫と思いすぎていたのかもしれない。

自分を過信しすぎて、自分の感情をないがしろにしすぎたのかもしれない。

こうやって内向的に考える癖が、よくないのかもしれない。

 

「鬱」との戦いがいつ終わるのか、まったくわからない。

その不安と苛立ちが、また自分を苦しめる悪循環。

 

助けて、と心が叫んでいる。