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日々の雑記ノート

弱音

私はとことん弱くてダメな人間だなあ。

自分の中の闇に面と向かって

その果てしない

底が見えない暗黒に

恐怖で押しつぶされそうになる。

心臓がぎゅうぅぅぅぅぅっと握り潰されそうな

苦しみとでも表現しようか

そんな苦しさに

面と向かえないでいる自分。すぐ逃げてしまう自分。

 

ケースワーカーの人や、私を助けてくれる人は

どれだけ強いのだろうか。

私に徹底的に絶望的にないのはこの「強さ」だと思う。

物事に動じず

目の前の現実に対処する行動力。

 

昔、カウンセラーになりたくて

向いているかも、と思ったけれど

本当の自分が見えていなかったんじゃないかと思う。

人の気持ちに寄り添って助けることは

まず自分の中に揺るぎない強い自分が確立されていないと

とてもできない仕事だな、と改めて思う。

 

私は恐怖にとらわれるだけのただの弱虫だ。

引越先を決めた

あ、そういえば

生保の認定受けてから、今日で一ヶ月。

同じくらい部屋探しも一ヶ月くらい続けた。

とかく世間は世知辛い、ということを嫌という程身にしみた年末年始だった。

生保はダメですっていう物件の多いこと多いこと。

家を持ってるのは個人の大家さんなので

選り好みは仕方がないけれど。

不動産屋さんで、私の目の前で担当の人が大家さんらしき人に

電話をしているんだけど、会話の内容がわかるやりとりをしていて

ちょっと辛かった。

 

担当者:生活保護の方なんですが、大丈夫ですか?

大家さん:・・・

担当者:年齢は⚪︎才、現在無職の方です。家賃は代理納付で区の方から毎月直接支払われます。

大家さん:・・・

担当者:いえ、病気じゃないです。派遣で契約満了で辞めた方です。今仕事をさがしていらっしゃいます。

大家さん:・・・

担当者:今店舗にいらっしゃっていますけど。見た目全く普通です。

大家さん:・・・

担当者:そうですか。。。わかりました。

 

失礼じゃない?見た目がどうとか?それ偏見じゃない?

こういうやりとりをしたのは、何も今日だけじゃない。

何軒も不動産屋を回って同じことを言われた。

 

区の方から推薦している物件は、どれも古くて環境も悪い(失礼)。

家賃の限度額もあって、今の区は東京で一番高い家賃相場らしい。

値段も値段なので、贅沢を言うわけではないけれど

自分で探したらまだ納得できるかな、と思って探し始めた。

 

でも自分が探した物件で、私を受け入れてくれたのはたった1件だけ。

今日ネットで気になる物件の下見を予約して行ったのだけど

見る前に、上記のやりとり。

もう私の方も、探すことに疲れ、やることはやったのだからと、あきらめもついた。

 

その1件に決めました。

さて、これから、週明けに契約と引越です。

 

2018年新年に思うこと

新しい年になりました。

 

本来ならば、新年の抱負とか書くのだろうけど

私はまだそこまで回復していない。

 

自分の身の回りを整理することから始めたい。

何年分もたまったいろんな

疲れ

苦しみ

自分を追い込み、後悔だけの苦い経験

それら全部、なにからなにまで、もう捨てたい。

まとわりついた垢やほこりを

きれいサッパリしたい。

あ、でも、、、一応これも抱負になるかな。(笑

 

幸いというか、生保の受給者となったから

半ば強制的に身辺整理はなされるわけで。

自分でできなかった分、これはとても助かる。

物理的にも、精神的にも。

 

今年はマイナスからのスタートです。

ゼロになることをまず目指して、一歩。

 

 

 

初雪の大晦日

2017年の大晦日の今日

東京では初雪が降った。でも私のいるところでは見られなかったけど。

底冷えのする、キーンとした冬の寒さ。

たいして書くことないなあ、と思ったけれど

今のこの状態って、結構私にとって非常事態というか

こんなこと一生のうち何度も経験することじゃないし

特異な状況だわと思ったら

なるべく、ブログに残しておいた方がいいかも

いや残すべきと思った。

 

これから先、今よりひどい状況になることはないだろうし

あったとしても今度は全力で回避するだろうし、辛いことがあったとしても

今のこの状態よりはましだろう。

今の私が全力出してない結果だとは思わないけれど。

精一杯頑張っても

ままならない、コントロール不可

物事は反対の方に動いてしまうときもある。

 

人生のそんな苦難や苦悩は、決して歓迎できるものではないけれど

それがないと、幸せも喜びも味気ないものになってしまう。

完璧な人生は

壁にぶつかったり、転んだり

怪我をしたり、痛みを知って

深みが増すのだろう。

 

そして、きっと

そんな経験がなければ見ることができない

今まで見たこともない澄んだ蒼空を仰ぎ見ることができるのだ。

 

 

 

 

ほんの少しの進歩

本当は年末までに引越を完了しているはずが

思いの外難航して、

引き続き今住んでいるところでの年越しとなる。

 

それでも、進んだことはいくつかある。

 

まず

短期のバイトが決まったこと。

自宅でネット環境が整ったこと。

ずっと図書館とかカフェでしかネットができなかったから

これは本当にうれしい。

カフェの出費はできるだけ切り詰めたいし

時間を気にしなくていいし

何より、寝っ転がってネットできるの最高!!!(笑

今まで当たり前にあったものが使えなくなって

初めてその便利さがわかる。

これって病気と同じだ。

 

部屋は、私の審査が通らないのだ。

負債があるから仕方がない。

ボロボロのアパートにしか入れないのだ。

 

今までなんども、「もう底だ。これ以上落ちることはない。」

と思いつつ、どんどん落ちていった。

まだ、これから整理しなきゃいけないことがいっぱいある。

落ち着かないなあ。

 

ケースワーカーのMさんは

私の報告をひとつ一つ喜んでくれて

「大丈夫、一歩一歩進んでいきましょう」と、寄り添ってくれている。

昨日お会いした時に、いろいろ話して

「今日は今までで一番、笑顔で元気に話してますね!」と言われた。

 

そうなんだ、そういえば、今まで私笑ってなかったかも。

 

決して明るい年末ではないけれど

生きてるから良しとする。

 

 

 

 

 

 

 

時間

昨日やっと髪の毛を切った。

さっぱり。

7月から美容院にもいけない状況だった。

もう笑っちゃうくらい貧乏だったんだ。

今更ながら

当たり前のことをできることが嬉しい。

 

少し綺麗になったんだよ、私は。

話したい、会いたい。

病気のことも、話したい。

 

どれくらい会ってない?

いつからの話しの続きをしなきゃいけないのかな。

もうクリスマス何度見送った?

一度も二人の記念日を一緒に祝ってない。お互いの誕生日も。

付き合うってところで時間は止まったよ。

ディズニーランドに行くって

群馬に連れて行ってくれるって

温泉行こうって

北海道に一緒に行くって

 

去年は父が亡くなったよ。一周忌もいけなかった。

いつまでたっても二人の時間は始まらないまま

どんどんすれ違っていくね。

 

悲しくて仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生活保護の生活が始まりました

12月6日、私の生活保護の生活が始まった。

 

2度目の申請でやっと認められた。

本当に行き倒れる寸前?いや、ほぼ明日からはホームレス状態で

これで断られたら、下記のNPOに行こうと腹を括って

区の福祉課に足を運んだ。所持金は銀行に2千円しかなかった。

財布の中身は、数百円。電車賃分くらいしかなかった。

 

2度目の時は女性の方が対応してくださったので

多分私の困窮具合をわかってくれたのかもしれない。

生活保護は審査が厳しいと言われているけれど、その通り。

これだけ厳しくしても不正受給が減らないのだから。

本当に困窮している私のようなものが

その不正受給者によって、支援を得られないでいるとしたら

この国の福祉制度自体終わってると言わざるをえない。

正直者がバカを見るという世の中は、福祉の社会では絶対あってはならない。

 

私は本当にお金がなかったので

喫緊に必要な少額を当日支給してもらい、残り保護費をもらったのが

申請から1週間後だった。

保護費でしてはいけないこと、それは借金の返済。

クレジットカードも使えない。もちろん借金はできない。

臨時収入はすべて報告。収入は丸裸にしなければいけない。

保険証もない。

病院にかかる時は、都度、区に先に申請して医療券を発行してもらう。

区が全額医療機関に支払う形だ。

家賃も家賃手当以下のところに引っ越さなければいけなくて

今住んでいる区で探すのは本当に大変だ。

また、生活保護に対して、偏見がある人も多い。

私も自分が当事者になるまで、事情なんかしらなかった。

正直に言うと、あまり知ろうともしていなかった。そんな自分を恥ずかしいと思う。

 

大家さん、信じられないけど病院も生活保護の人を受け入れないところもあることを知った。

貧困は、本人にとって精神的ダメージがとても大きい。

 

私の場合、何年もかけて

人間関係・失業・病気に悩まされ

一体何が悪かったのか

私の何がいけなかったのか

自責の念にかられてその沼から抜け出せなくなっていた。

私が行動を起こしても物事はどんどん悪い方に進み、私が望んだこととは

まるで正反対に進んでいった。

為す術がなく、途方に暮れて

これほど自分の人生が砂を噛むようなものだと感じたことはなかった。

 

父の一周忌が過ぎ、私は父と最後に交わした

「死んじゃいけない」という約束を思い出し

NPOもやいのことが書いてあるツイートを目にした。

 

そこで私は腹を括ったのだ。

 

今は、病院にも行って、真っ暗闇だった私の人生に

弱々しいけれど光が見えてきた。次のステップは仕事探しだ。

 

ここからがスタート。

ゼロからのスタート。いや、今はまだマイナスかも。

でも、何度でもやり直してみせる。

 

 

 

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