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日々の雑記ノート

今年がんばったこと

先日のブログの続きになるけど

今年は結構がんばったなわたし

という出来事が多かった。

 

まず、1月。

ツイッターでフォローしてもらっていたアーティストの方の

個展をお手伝いすることができた。

ひきこもりをテーマに作品を作られていて

私はなぜかとても惹かれた。

見えない心の苦しみや悲しみを、可視化してくれているように感じたから。

私の場合、苦しみは頑丈な壁でできた箱に

入っていて

その自分の壁を壊すために

手伝いたいと咄嗟に思ったのだと思う。

今までの引っ込み思案な私から

一歩踏み出すことができたのは貴重な経験。

壁を壊すことはできなかったけど

ヒビくらい入れられたはず。

 

そして、そのヒビが入った壁をさらに壊していくことになる。

 

4月

心療内科のクリニックを変えた。

以前から興味のあったマインドフルネス。

保険でショートケアに通えるというのもいい。

 

前は不安障害という診断だったのだけど

いろいろ心理検査をしてもらった結果

複雑性PTSDという診断になり

今も持続エクスポージャー治療中。

 

 

DVの自助グループに行っても心を開けず

誰にも苦しいと言えず

今まで自分でもどうしてこんなに

気分が不安定になるのかわからなかった。

自分が壊れていく、気が狂ってしまうのではないかという

恐怖、不安は

PTSDの症状だったのだ。

それがわかって、先生に認めてもらえて

生きづらさや、しんどさの根っこが

わかって本当によかったと思う。

自分の傷と向き合えるから。

今までは、それができずにただただ苦しいだけだった。

だから、今のクリニックに出会えたことはとてもラッキーだった。

 

誰にも話せなかった

苦しい、なかったことにしていたDVを整理できたことは、

背負ってきた重い荷物を下ろせたような

心の鎖が外されたような、うまい言葉が見つからないけど

そんな感じだ。

 

でも、そんな中で迎えた今年の12月は

去年より苦しかった。

昔に戻ったんじゃないかと思うくらい

涙も気分も低空飛行の最悪の毎日だった。

先生に相談したら、一直線によくなるものではないし

行ったり戻ったりを繰り返すのは普通、とおっしゃってくれて

ホッとした。

停滞しているように感じていても

螺旋階段を一歩一歩上がるように少しずつ登っているから大丈夫、と

 

過去の傷と向き合い、整理をしたら

今度は現実の問題と向き合わなければならない。

 

そう

にゃーりんとのことだ。

来年は会いに行こうと思う。